小国では先土器時代の遺跡が出土しています。太古の昔からこの地に人が住み、生活を営んでいたのです。
先土器時代 | 約5万~3万年前 | 千谷沢門前・岩清水遺跡 |
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縄文中期~晩期 | 約6千年~3千年前 | 延命寺が原遺跡ほか22遺跡 |
702 | 大宝2年 | 三島・魚沼などが越後へ編入される。小国は魚沼郡千谷郷の開発影響をうける |
1133 | 長承2年 | 小国頼行、小国保地頭となる |
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小国では多くの縄文遺跡が発掘されています。中でも有名なのが延命寺ケ原遺跡です。 現在の越後製菓工場裏手の小国沢川と楢沢川に挟まれた場所にあり、東西600m、南北800mほどの広さの丘陵地帯に、縄文晩期(約3000年前)の住居跡を見ることができます。 床面積約67平方メートルと推定される大型の住居跡も見られ、古い記録には塚や濠(ほり)もあったと記されています。石剣、石皿、石やじり、尖頭(せんとう)石器、装飾品の鼓形耳飾などの遺物も発掘されています。 |